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インフルエンザと漢方治療

インフルエンザは、発症してから早い段階で治療を始めることがとても大切です。症状が出たら、できれば発症から12時間ほど経った頃に受診されると、検査の精度が高まり、適切な治療につながります。

発熱は体の大事な防御反応です。
熱が上がることは悪いことではありません。免疫が働きやすい環境を整えるために、体が自ら温度を上げている反応です。寒気や震えが出るのも、体温を上げようとする自然な働きです。こうした段階では、葛根湯や麻黄湯といった漢方が筋肉痛・頭痛・寒気のつらさを和らげます。必要に応じて西洋薬と併用することもあります。

熱が強く、喉が痛く、口が渇くときは…。これは炎症が過剰になり始めているサイン。体を冷ましつつ炎症を整えるタイプの漢方を使います。いわば「炎症のブレーキ役」です。

いちばん大切なのは回復期。高熱と戦った後は、体力も自律神経も大きく消耗します。この時期を適切にケアしないと、だるさが長引いたり、食欲や集中力が戻らない状態が続くことがあります。漢方では、この回復期を非常に重視し、補中益気湯などの“体を立て直す処方”を使って回復力を助けます。

こんな時はすぐに受診を
・高熱が3日以上続く
・水分がとれない
・呼吸が苦しい
・意識がもうろうとしている

インフルエンザは単なるウイルス感染ではなく、「あなたの体がどう動いているか」がとても重要です。漢方はその流れを読み取り、負担のかかった部分にそっと寄り添う治療です。症状がつらい時、治り切らないと感じる時は、どうぞ遠慮なくご相談ください。一人ひとりの回復を、無理なく支えていきます。

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