漢方治療は、体の変化に合わせて道を選びながら進む“寄り添う医療”です。
治療が一直線でなくても大丈夫です。 漢方では、そのゆらぎを含めて“回復のプロセス”ととらえ、あなたのペースで登っていける道を一緒に探します。 体質や生活リズムに合わせる——それが漢方が得意とするところです。漢方治療は、山登りにとてもよく似ています。 山にはいくつもの登り口があり、急な坂道もあれば、ゆるやかな道もあります。 どのルートでも、目指すのは“頂上=症状の改善”です。
薬を始めてすぐに調子が良くなる方もいれば、波を描くように進んでいく方もいます。 途中で少し症状が揺れる「瞑眩(めんげん)」が見られることもあります。 これは全体として良い方向に向かっている最中に起きる揺れで、治療の途中では珍しくありません。また、ゆっくり一歩ずつ頂上に近づく“なだらかな道”が合う方もいます。 どのルートが最適かは、体質・体力・生活習慣によって変わります。
だからこそ治療では、 「今どの道を歩いているのか」 「別の登り口を選んだほうが近いのか」 を、その都度お話を伺いながら一緒に考えていきます。不安を感じた時こそ、ひとりで抱えずにご相談ください。 あなたに合った登り方は必ずあります。 一緒に頂上を目指しましょう。
